中学3年 コミュニケーション授業⑥
2017.04.02
修学旅行の振り返りとして実施した中学3年生の「コミュニケーション授業」。今日は柴幸男さんを講師にお迎えして実施し授業の様子をご紹介します。
柴さんは「ままごと」を主宰し、年に戯曲『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞されるなど、演劇界の第一線でご活躍されています。
柴さんにご担当いただいたクラスの生徒には、修学旅行先から思い出の「何か」を持ち帰ってくるという課題が出されていました。全3回の授業ではその思い出の「何か」を材料にして演劇作品を創っていきました。
第1回目の授業では、ウォーミングアップのゲームをした後に、持ち帰ってきた「何か」をもとにそれぞれが戯曲を書いていきました。戯曲の書き方について説明があった後、自由に発想しながら作品を書いていきます。
授業の後半は班に分かれ、それぞれが書いた戯曲の中から自分たちが上演する戯曲を1つ選びます。
戯曲が決まったら、それを実際に身体を動かしながら作品にしていきました。
第2回目の授業では、ウォーミングアップの後で演劇創りを進めていきました。
柴さんやアシスタントの方々に作品を見せて、アドバイスをもらいます。
第3回は、さらに作品を洗練させていきました。
班ごとに作品を見せ合います。またiPadで自分たちの演技を撮影してもらい、
アンケートと撮影してもらった自分たちの演技の動画を見て、作品を改良します。
生徒たちがipadで撮った自分たちの演技を見た後、動き方や立ち方などの演技に色々と手を加えていたのが印象的でした。
3回目の授業の放課後には2クラス合同で発表会を行いました。
最後になりますが、授業を行ったいただいた柴幸男さんとアシスタントのみなさんに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。